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官民協働ネットワーク Crossover21 第12回ディスカッション大会
「貧困削減と持続可能な成長に向けて」
〜日本とフツーの日本人が出来ること〜
〜スタッフ代表より全体総括〜 |
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1.全体を通して
7月9日(土)に世界銀行の東京事務所にて、「貧困削減と持続可能な成長に向けて 〜日本とフツーの日本人が出来ること」のテーマで今年3回目となるディスカッション大会を開催し、100名以上の方々の参加を頂きました。
ご参加頂いた皆さん、有り難うございました!
今回のcrossover21は、貧困や格差、エネルギー問題といった地球規模の課題や、同じ空の下で私達とは全く異なる境遇にある人々と、私達自身との「つながり」を考える場でありました。
同時に、久保田・佐藤・福嶋・池田の4名のスタッフのそれぞれの旅立ちに向けた所信表明と、これからCrossover21を引っ張っていく、田中宗介、大谷竜2名の副代表、そして事務局長の東慶一へのバトンタッチを会員の皆様と共有させて頂きました。
そのような場において、私自身が改めて感じたのは、Crossover21が、そこに集う人々が、初志を思い出し、組織における枠組みや役割を超えた柔軟な志向と軽いフットワークを忘れないための「サプリメント」であるということです(アンケートでは「Crossover21は“心のサビ落としの場”です」と表現してくださった方がいらっしゃいました)。
Crossover21という「非日常空間」を共有した一人ひとりが、そこで得た気付きや新しい人とのつながりを、それぞれの本業や生活という「日常」をより一層意義のあるものとするために活かしていけば、きっと社会を変える原動力となる「人財」へと自己変革をしていくきっかけになるのではと思います。
以下では、ディスカッション大会の概要です。
プレゼンテーション資料や写真とともに、ディスカッション大会を“追体験”して頂ければ幸いです。 |
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2.第一部 ディスカッションについて
(1) スタッフからのメッセージ
・冒頭、スタッフを代表して「地球サミット2012Project Japan」の代表としても活躍中の佐藤正弘からのメッセージとして、10年前Crossover21を立上げた際の想いとVisionを会場の皆様と共有しました。 |
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・Crossover21の原点は、池田・佐藤が官庁への就職活動の際に痛感した「霞ヶ関の縦割り打破の必要性」だけでなく、佐藤が学生時代に実施した「阪神淡路大震災の復興に関わった200名の人々との対話」にありました。対話を通じて、必ずしも大きな企業や官庁に勤めてはいないけれど、「自分が今出来ることを通じて社会を変えよう!」と言う想いを持つ人々のパワーに圧倒的されました。
そして、「こうした人々に光が当たり、彼らこそが、社会問題を解決していく原動力となるような、そんな社会を創りたい」との強い想いが形になったのがCrossover21です。
・私達が日常生活やビジネスを通じて接し、大切に思う人々は、概ね半径3メートル以内に居る人々です。しかし、「社会を変えよう」という想いを持つ人々は、例えば遠く離れた里山のふもとに、あるいは地球の裏側にいる。
自らが大切に思う人々で構成される半径3メートルのサークルから突き出た“いびつな”突起のような繋がりを、そうした人々とつくりたい・・・知識のぶつけ合いではなく、生き方の共有・共感を通じて、つながりを深めたい、そんな想いが形になったのがCrossover21です。 |
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(2) スタッフからのプレゼンテーション
プレゼンテーション 1 スライド 2 参考資料 
・今年8月から世界銀行の職員としてバングラデシュの現地事務所に赴任予定の池田より「Global Issuesの解決に向けて、〜日本人が世界との「つながり」を見出し、協働していくには〜」とのタイトルでプレゼンテーションを行いました。 |
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・プレゼンテーションでは、「様々なリスクが瞬時に伝播し、互いに影響を及ぼしあって巨大な危機に変容する」世界の状況をレビューするとともに、JICA作成のビデオ「一人じゃ生きられない日本(http://www.jica.go.jp/world/interdependence/izontaikoku/index.html)」を共有して、
- 「私たちは皆、一生顔を見ることも無く、その言語も解さず、その名を聞いても分からないような人々の判断や行動に大きく影響を受けており、そうした人々もまた、私たちに影響を受けている」中にあって、
- 「一方的な依存や搾取ではない「つながり」を創るために、世界(他者)とどのように協働していけるのか?」
- 「そのために、日本は、日本人は、自分自身は 何が出来るだろうか?」
との問題意識を共有しました。
・その後、「可能性と挑戦に満ちた国」「グローバル・イシューの縮図」と言えるバングラデシュの概況を紹介。その中では、ダッカの様子をビデオに収めたyou
tube動画も共有しました。
http://www.youtube.com/watch?v=Z5p_8_nUg44&feature=related
・続いて、バングラデシュで「フツーな日本人が生み出すフツーでない5つのエピソード」ということで、以下を紹介。
@ マザーハウス
http://www.mother-house.jp/
A E-education
http://eedu.jp/
B JICAの防災プロジェクト
http://www2.jica.go.jp/ja/evaluation/pdf/2002_0511105G2_4_s.pdf
C Soket
http://www.soket.me/index_j.html
D 北海道大学歯学部 冒険歯科部
http://idah.choitoippuku.com/about.html
・最後に、バングラデシュの世銀のオペレーションの概要を紹介するとともに、池田自身の目標、「バングラデシュでマクロ−ミクロの壁、セクターの壁、国益の壁をCrossoverする」を共有しました。
・その後の質疑応答では、「先進国が歩んできた経済成長至上主義の過ちをバングラデシュ等の途上国が避けるために何が必要か」、「保健・医療の分野で世銀はバングラデシュで如何なる取組みをしているのか」、「汚職防止のために何が必要か」といった議論が行われました。 |
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(3) グループ・ディスカッション、プレゼンテーション
・グループ・ディスカッションに先立ち、スタッフ11名がそれぞれの問題意識に基づく、以下のテーマについて1分間のショート・スピーチを行い、参加者の皆さんに興味のあるグループを選んでいただきました。 |
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@「世界がもし100人の村だったら?」 ロールプレイ 〜村人になって、ともに生きる道を探しましょう〜
A「このままじゃ本当にいけないの?」 〜エネルギー問題の今と未来〜
B「何ができるか」から「何をしたいか」へ 〜フツーの日本人の世界へのつながり方とは〜
C 働くことの意義とは? 〜あなたはバングデシュの縫製工場で、圧倒的低賃金で働くことができるか?〜
D リーダーシップについて、頭とハートで考える 〜 ある日突然日本が「最貧国」に・・・あなたはどうする?〜
E 女性へのエンパワーメントによる自立的発展へ 〜 教育で人口問題は解決で出来るのか?〜
F バーチャル1日教師体験 in 日本&バングラ 〜一日だけ日本、そしてバングラの中学校で教壇に立つことになったあなたは何を伝えますか?〜
G 世界の地図を手のひらに・・・ 〜 諸外国に対する視野を広げて自分の知らない世界の国々を知ろう 〜
H そろそろ「援助」止めませんか? 〜 必要なのはドルじゃない、ジョブだ!〜
I 震災復興と途上国開発をつなげて考える 〜 コミュニティ作りと連動したインフラ整備とは?〜
J 30年後もバングラデシュに信頼される日本でいるには?
・約90分のグループ・ディスカッションの内容を、各グループが模造紙にまとめ、会場全体で共有をしました。 |
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(4) 今後のCrossover21の体制について
・久保田、佐藤、福嶋、池田が東京を離れるのを期に、Crossover21の体制を、田中宗介(経済産業省)、大谷竜(産業技術総合研究所)の2名の副代表が牽引しつつ、東慶一(東芝)が事務局長として活動の基盤を創る、との新体制が発表されました。
・併せて、今後のCrossover21の活動予定として、
@ 2012年6月の地球サミットで採択される文書に、日本の若手の声を反映させるべく、Crossover21スタッフである川島吾一がリードしている「Next Economy研究会」のレポートをたたき台に、「持続可能な成長」に向けたブレーンストーミングを実施する、
A 「あなた(=社会人)は何故今の職業を選んだのか?」「あなた(=学生)はどのような想いをもって職業を選択するのか」をぶつけ合う「学生―社会人のCrossover」、が共有されました。 |
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3.第二部 懇親会について
・冒頭では、第一部の総合司会を務めた識名由佳より、なぜ、コンサルティング会社を辞めて、NPO(Learning for All)の職員として中学校の教壇に立つことを決意したのか、Crossover21のスタッフとしての活動が、その決断にどのような影響を及ぼしたのか、といった点について語り、乾杯の音頭を取りました。 |
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